10月の朝会:いじめについて考える
10月の朝会の概要を紹介します。 文責:校長
10月の朝会は、「いじめについて考える」という内容で子どもたちに話をしました。
はじめに、「いじめはあってはいけない」ということを前提に、どんないじめがあるのか、職員に協力してもらい、いくつかのいじめの場面を再現してみました。
【再現1】「からだ」へのいじめ・・・たたく ける
こうちゃん(校長)があきら君(菊池T)と仲良く話をしていますが、この後こうちゃんがあきら君の後ろから、丸めた新聞紙で頭をたたいてしまいます。
【再現2】なかまはずれ・・・ことば むし スマホ
かほちゃん(神山T)がこうちゃんに話しかけているのに、こうちゃんは無視をして通り過ぎてしまいます。
【再現3】「もの」へのいじめ・・・とる かくす こわす
じゅんちゃんが「やめて」「いやだ」と言っているのに、じゅんちゃん(松井T)が持っている筆入れを、こうちゃんがとってしまいます。
この3つのいじめの場面を再現しているうちに、子どもたちから次第に「かわいそう」「やめて」「ひどいよ」「かえして」「あやまって」などの声があがってきました。
『実は、いじめっ子は心がとても弱いのです。だから、もしいじめられてしまったら、じゅんちゃんのように心を強くもって「やめて」「いやだ」と言えるように頑張ってみよう。』
『でも、「やめて」「いやだ」と言えない子もいます。そしたら、周りの友だちが「そうだ」「だめだよ」「やめなよ」と力を貸してあげることが大切です。そうすれば、きっといじめっ子の心に気持ちが届いていきます。』
『どうしても解決できない時には、必ず先生やお家の人に相談しよう。一人で相談しにくい時には、友だちと一緒に相談に来てもいいです。必ず解決できるようにします。』
『楽しい学校生活を送っていけるように、みんなで力を合わせていじめをなくしていきましょう。』
*同様の内容は「学校だより10月号」にも掲載させていただきました。
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